【第1回】オステオパシーとの出会い

わたくしがオステオパシーを知ったのは、東京の東中野でオステオパシー治療をしておりました古賀正秀先生(1913-1996米国ミズーリ州カークスビル・オステオパシー医科大学教授)との出会いでした。

当時わたくしは、駅伝や長距離ランナーとして酷使したため、膝痛で悩んでおりました。そのとき、古賀先生に治療していただいたのですが、お伺いするたびに古賀先生の繰り出す技法に魅せられこの世界に惹かれていきました。

そして、平成2年、柔道整復師の資格を取得と同時に、古賀先生がオステオパシーの普及と促進を目的に設立された全日本オステオパシー協会に入会し、古賀先生の師事を仰ぎました。それから、毎月一回古賀先生の講習会に出席させていただき、オステオパシー理論から触診、そして施術と教えていただきました。そして、「100歳まで生きるよ」とお話しされていた古賀先生が平成8年1月に亡くなり愕然といたしました。なぜなら、古賀先生は、ご自分の臨床経験を踏まえた「オステオパシーの本」を出版されるようなことをお話しておりました。また先生は、脊柱から歯列矯正をされるなど独自の施術方法を確立されており、そのような秘密にできるようなことが世に出てきたらどんなに救われる人が多くなることかと考えたらまことに残念でなりません。果たしてそれを誰かが受け継がれたありましょうか?(平成15年全日本オステオパシー協会退会)

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